ドラマや映画では必ずと言ってもいいほど、大事な役柄を演じる仲村トオル。
その存在感はまさに実力派俳優の輝き。
カッコいい仲村トオルがどうやって出来上がっていったのか、まとめてみました!
仲村トオルのwiki経歴
- 1965年9月5日生まれ
- 東京都大田区出身
- 専修大学文学部卒業
- 特技は乗馬とスキューバダイビング
- 1985年デビュー
- 妻は女優の鷲尾いさ子
- 長女はモデルのミオ
仲村トオルの幼少期
小学生の頃、野球選手に憧れていた。
理由は「カッコイイから」。
「あの人みたいにカッコよくなりたい」とずっと思って生きてきたそうです。
「カッコいい」という言葉が小さい頃から変わらない、仲村さんの人生における原点なのかもしれません。
仲村トオルは、いきなりの主演映画デビュー!
1985年の映画『ビー・バップ・ハイスクール』の映画化に際し、公募されたオーディションに合格した仲村トオルさん。見事、芸能界入りする。
元々、漫画『ビー・バップ・ハイスクール』の愛読者であり、主人公「トオル」と名前が同じだったことから記念受験のつもりでオーディションに応募。
原作者のきうちかずひろが「自分がおもい描く“中間徹”にイメージがピッタリ」と言ったことが、合格の決め手となった。
このオーディションは、本物のツッパリの人もたくさん来ていて、彼らの目線が怖かったらしく、帰りに因縁をつけられそうになったということがあったそうです。
映画の翌年にはドラマ『あぶない刑事』シリーズに出演。
またもや本名と「トオル」役を演じたことから注目を浴び、仲村トオルさんの名前が全国に知れ渡るきっかけとなりました。
その後は色々なジャンルの役柄をこなし、実力派俳優として着実に登り上がっていった。
仲村トオルの父親は2人!?
実の父親はすでに他界
実の父親は、仲村さんが芸能界で活躍する姿を見ることなく他界。
スクリーンで活躍する姿を見せたかったことでしょう。
芸能界の父の存在
仲村トオルさんの名前を幅広い世代に広げた「あぶない刑事」シリーズのプロデューサーである黒澤満さん。
仲村さんをスターへと導いた、芸能界の父です。
俳優として生きていく覚悟を決めた仲村トオルさんに、自身が社長を務める製作会社への所属を提案してくれたとのこと。
黒澤満さんは、2018年に病気のため、死去されました。葬儀の席で仲村トオルさんは、涙ながらに弔辞を読みました。感謝の気持ちでいっぱいだったそうです。
仲村トオルがデビューしてからの変化
デビュー当時の心境
初めて出たドラマや映画を多くの人に観てもらえ、誰かをライバルとして競う気持ちはなかったそう。
一方で、「こんなこと、長く続くわけがない」と怯えた気持ちも抱えていたようです。
輝かしいデビューの裏には、不安や恐怖に、人知れず戦っていたのかもしれません。
アイドル的な存在からの脱皮
20代後半には、自分が歩いている道がどんどん狭くなっているように感じ、その反面、周りの壁が高くなり、そこから逃れられない気持ちに追い込まれた時期があったようです。
どうやら、自分の立ち位置、個性を周りによって決められている感覚になってしまったのだとか。
「ここだけじゃない。違うところにも行きたい」
アイドル的な存在から、本当の意味での、俳優への道へ気持ちがシフトしていったのはないでしょうか。
色々な役を演じたり、舞台にも挑戦するようになります。
仲村トオルの名言
「今やっている仕事は、いつかやる仕事のプレゼンテーション」
今までやってきたドラマや映画が再放送として、話題になったりと、過去の作品が高評価されています。
俳優としての欲求に忠実にやってきた結果が繋がったからこそ、「今」の仲村トオルさんに至るのではないかなと思います。
まとめ
アイドル的な存在でデビューし、多くの葛藤を乗り越えながら着実に実力派俳優となった仲村トオルさん。そんな仲村さんは50代に入り、いまだに「カッコイイ」いい形容詞がつきます。
年齢を重ねるごとに魅力的になっていく仲村さんに今後も目が離せません。